普羅高菲夫:十首小品 10 Pieces Op.12(Sergei Prokofiev)
作曲/composer:Sergei Prokofiev
編曲/arranger:山里佐和子
演奏級數/grade:3.5
演奏時間/duration:09:43
出版公司/publisher:Rocket Music
商品編號/number:ARG4樂曲解說/program note:
【編曲家からの曲解説】
「ロメオとジュリエット」「ピーターと狼」などの管弦楽作品がよく知られているプロコフィエフ(1891-1953)。ピアニストとしても活動しており、多くの自作曲を演奏していました。ペテルブルグ音楽院在学中に書いたピアノのための小品をまとめた「10の小品」(op.12、1906~13)には、大変魅力ある作品が集まっています。プロコフィエフならではの音の使い方に、この先に生み出される名曲を予感させるものとなっています。「Ⅰ.行進曲」「Ⅱ.ガヴォット」「Ⅵ.伝説」「Ⅲ.リゴドン」を選曲し、小編成吹奏楽のために編曲しました。(山里佐和子)
【秋山紀夫先生 (日本吹奏楽指導者協会名誉会長) からの曲解説】
原曲はピアノ曲。その中から4曲を選び、曲順に関係なく配列しています。第1楽章「行進曲」、金管が付点音符形の軽快な主題を奏し、木管と交互に現われたり、テュッティとなったりしながら発展してゆきます。第2楽章「ガヴォット」、木管を中心としたト短調。途中でトランペットソロも現れる古典的な曲。テューバが活躍する場面もあり、充実した編曲です。第3楽章「伝説」、原曲では6番。 8分の6秒ですがゆっくりとした曲で、各楽器がつぶやくように歌い、中間部は少し流れるような旋律も現れますが、またつぶやくように終わっていきます。第4楽章「リゴドン」、原曲の3番。4分の4拍子の元気のよい溌剌とした舞踊音楽です。全4楽章で、トータル9分43秒。
【指揮者:佐藤正人先生からの演奏上のアドヴァイス】
ピアノの独奏では度々取り上げられる名曲です。No.6『伝説』を含め、各曲とも有名なソリストたちが名演を残しています。このような作品に触れることは、今日の吹奏楽活動で音楽的成長の上で大切なレパートリーとなるでしょう。
No.1『行進曲』は、「三つのオレンジへの恋」「シンデレラ」「ロメオとジュリエット」等の管弦楽作品に通じる曲想が感じられます。主題のリズムや音の処理をどうするかがポイントです。No.2『ガヴォット』はレガートの表現と同じくらい、踊りの伴奏の音型の扱いが大事です。指示はありませんが、速度の変化やアゴーギクは表現の手段として重要です。No.6『伝説』はどう表現するか、ざまざまな角度から研究しましょう。演奏者によって最も音楽的な解釈が異なる曲です。No.3『リゴドン』が最後に置かれています。軽快さや、部分のコントラストを踏まえ、2拍子系の舞曲のスタイルで、生き生きとした演奏ができるように心がけましょう。何曲か選んだり、組み合わせて演奏しても良いでしょう。樂團編制/instrumentation:
Flutes 1
Flutes 2 & Piccolo
Oboe (Option)
Bassoon (Option)
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2>
Bb Bass Clarinet
Eb Alto Saxophone 1
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone
Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
F Horn 1
F Horn 2
Trombone 1
Trombone 2
Euphonium
Tuba
String Bass (Option)
Timpani
Percussion 1
(Snare Drum,Tambourine)
Percussion 2
(Xylophone,Glockenspiel, Suspended Cymbal)
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庫存單位: ARG4
NT$4,250價格
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