【室內管樂團】自由鐘 自由の鐘
系列/series:【室內管樂團】
作曲/composer: J.P.スーザ (Tomohito Matsushita)
編曲/arranger: 下中 拓哉 (Takuya Shimonaka)
演奏級數/grade:3.5演奏時間/duration:4分00秒
出版公司/publisher: Musica Eterna
商品編號/number:MEMR-017
樂曲解說/program note:
1893年、スーザは役者のフランシス・ウィルソンの依頼によって、オペレッタ《悪魔の代理人》の作曲に取り掛かっていた。しかし、スーザとウィルソンの間で、作曲代金の話がつかず、《悪魔の代理人》は未完のまま放置されることになった。その未完のオペレッタの中に、ある行進曲が含まれていた。この行進曲こそが、後に《自由の鐘》と呼ばれる行進曲である。
《自由の鐘》の題名の由来については、いくつかの説が存在する。まず“Marching Along”によれば、スーザは、宿泊していたホテルで「アメリカ」と書かれた幕に大きな鐘が描かれているのを見た。その直後、妻から送られてきた手紙に、スーザの息子がフィラデルフィアで「自由の鐘」に関係するイベントに参加した、という知らせが書かれており、それら2つの出来事から《自由の鐘》という題名を思いついたというのである。一方、スーザ研究の第一人者であるバイアリーによれば、スーザが友人と共に「アメリカ」というショーを見物した際に、幕間に下りた幕に巨大な鐘が描かれており、それを見た友人が、新しい行進曲の題名は「自由の鐘」が良いと話し、その後受け取った、上述の妻からの手紙が《自由の鐘》の題名の由来であるという。どちらにしろ、妻から手紙を受け取ったことは一致するため、この行進曲の題名は、フィラデルフィアの「自由の鐘」に関係することは確かである。このことからも、スーザ、そして当時のアメリカ国民に根付いていた、強い愛国心の一部を垣間見ることができる。
《自由の鐘》も、スーザによく見られる行進曲の形式に則っているが、第1マーチと第2マーチの主部に対して、トリオに多くの時間が割かれているのが特徴的。
全楽器のユニゾンによる短い前奏を経て、しっかりとした足取りの第1マーチが開始する。《ワシントン・ポスト》と同じく6/8拍子であるが、音楽の性格は全く異なる。スーザの枯れることのないインスピレーションを感じることができるだろう。第2マーチは、第1マーチに比べて長い音価が中心となる旋律。この第2マーチからトリオの穏やかな旋律が導き出される。なお、本版では編成に含まれていないものの、スーザはスーザバンドとの1925年の演奏の中で、トリオにチャイムを挿入している。(石原勇太郎)
樂團編制/orchestration:
Flute
Oboe(opt.)
Bassoon(opt.)
1st Bb Clarinet
2nd Bb Clarinet
Bass Clarinet
Alto Saxophone
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
1st Trumpet
2nd Trumpet
Horn
Trombone
Euphonium
Tuba
String Bass(opt.)
Snare Drum
Bass Drum
Cymbals(opt.)
Chime(opt.)
自由鐘 自由の鐘
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