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華盛頓郵報 ワシントン・ポスト

【室管樂團】華盛頓郵報 ワシントン・ポスト

 

系列/series:【室管樂團
作曲/composer: J.P.スーザ (Tomohito Matsushita)
編曲/arranger: 下中 拓哉 (Takuya Shimonaka)
演奏級數/grade:3.5

演奏時間/duration:4分00秒

出版公司/publisher: Musica Eterna
商品編號/number:MEMR-015

 

樂曲解說/program note:

アメリカ海兵隊バンドの隊長として、その演奏レベルを上げただけでなく、見事な作品を書くということで、1880年代には、スーザの名はアメリカ全土で良く知られるようになっていた。

スーザの名声が広がっていた1880年代のアメリカでは、新聞社が購読者の獲得に躍起になっている時期でもあった。そんな中、「ワシントン・ポスト」という新聞社が、小中学生を対象とした作文コンテストを開催することになり、その表彰式で演奏するための行進曲の作曲依頼が、スーザの下に舞い込んだ。その依頼に応える形で作曲されたのが、新聞社と同じ名前を持つ行進曲《ワシントン・ポスト》である。1889年のことであった。

同年に行われた表彰式で、スーザの指揮の下、アメリカ海兵隊バンドによって演奏されると、《ワシントン・ポスト》の評判は、瞬く間に広まった。

さらに、当時流行の兆しを見せていた「ツーステップ・ダンス」の音楽としても取り入れられ、後にヨーロッパではツーステップ・ダンスを「ワシントン・ポスツ」と呼ぶようにまでなったのである。スーザ自身も自叙伝“Marching Along”の中で、《ワシントン・ポスト》に関する様々な逸話を書き残しているように、《ワシントン・ポスト》は、当時からスーザの代表作として、世界中で人気を博したのである。

曲は、スーザの行進曲に典型的な形式を取る(スーザの行進曲の型については《星条旗よ永遠なれ》の解説を参照のこと)。全楽器のユニゾンによる半音階的な前奏に続いて、親しみやすくも厳かさも併せ持つ第1マーチが奏される。木管楽器が主体となって奏する、跳躍の多い旋律の第2マーチを経て、そのままトリオへと繋がる。トリオは第1マーチと第2マーチの性格が結合したもので、その後に現れるエピソードも前奏の影響が見られるなど、全体が統一的な性格でまとめあげられている。《ワシントン・ポスト》は、スーザが好んだ「無駄のないスタイル」で書かれているものの、魅力的な旋律と、それらの統一によって、行進曲という機会音楽的な性格を越えて、見事な音楽作品として成立している。

《ワシントン・ポスト》の大成功を目の当たりにしたアメリカの他の新聞社は、いわゆる「社歌」のように、それぞれの会社のための行進曲を持ち始める。当時のアメリカでは、スーザはそれほどまでに影響力を持つ人物のひとりだったのである。(石原勇太郎)

 

樂團編制/orchestration:

Flute

Oboe(opt.)

Bassoon(opt.)

1st Bb Clarinet

2nd Bb Clarinet

Bass Clarinet

Alto Saxophone

Tenor Saxophone

Baritone Saxophone

1st Trumpet

2nd Trumpet

Horn

Trombone

Euphonium

Tuba

String Bass(opt.)

Snare Drum

Bass Drum

Cymbals(opt.)

華盛頓郵報 ワシントン・ポスト

庫存單位: MEMR-015
NT$2,000價格
  • 訂購前請先詢問是否有庫存

    如有庫存須等2至3個工作天「不含假日」

    如沒庫存須等14至20個工作天「以有貨源為主/不含假日」

    (部分特殊商品例外)

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