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解說
2008年の日本映画で、第81回アカデミー賞外国語映画賞受賞の「おくりびと」。音楽は久石譲。この物語の主人公である納棺師（遺体を棺に納める職業の人）は、そもそもプロのチェロ奏者としてオーケストラに所属していたが、ある日突然楽団が解散した、という設定であることから、音楽もチェロを主体としたものになっている。ここに吹奏楽版として編曲されたメインテーマ「おくりびと～memory」も、原曲はチェロとピアノによるもの。美しいメロディーは演奏の編成を変えても、それぞれの魅力を放つ。久石氏自らはピアノソロだけで演奏することもある。又、歌詞を付けてカヴァーする歌手もいる。吹奏楽版での前半にはイングリッシュホルン（又は、S.sx又はA.sx）のソロ、後半は、チェロに近い楽器とされるユーフォニアムのソロも出てくる。そこはトロンボーンとユーフォニアムの合奏でも奏せるようになっているので、中低音合奏サウンドの魅力を表現してもよい。そもそもこの映画完成のプロセスには、主演の本木雅弘が青木新門 著「納棺日記」を読んで感銘を受けたことが大きく影響しているのだが、おそらくそこには「静かに深く暖かい」感情が流れたであろう。その感覚は音楽にも共通している。
solo part : English Horn=12小節 / Euph=12小節
作曲者：久石譲
編曲者：小島里美
級數：3.0
演奏時間：04 分 00 秒
出版社：Music 8
商品編號：QH1167
編制:
【フルスコア付きのA4判の譜面】
Full Score / Pic / Fl1 / Fl2 / Ob / EsCl / Cl1 / Cl2 / Cl3 / A.Cl / B.Cl / Bsn / S.sx / A.sx1 / A.sx2 / T.sx / B.sx / Tp1 / Tp2 / Tp3 / Hr(inF)1.3 / Hr(inF)2.4 / Tb1 / Tb2 / Tb3 / Euph / Tuba / St.Bs / Perc
使用Perc.
Vib、Glck、S.Cym、Timp、Mari、 W.bell